垂直離着陸機V-22オスプレイ、連日のニュースで一般にもよく知られる機体となりましたが、実は自分試作機がロールアウトした頃(1989年)から
この機を知ってました。VTOL(垂直離着陸)機体としてジェットエンジンではイギリスの「BAeハリアー」や旧ソ連「Yak-38フォージャー」等が存在し
前から知ってたんですけど、ヘリコプターの様なローターを使い (下向きから水平へ推進力を移行するという意味で)同じ原理のVTOLを実現した
V-22の登場には本当に驚いたのを覚えてます。
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唯一所有してる「世界航空機年鑑」1998年版。オスプレイが量産に入った直後の本です。
並行して同じ仕様の民間機「BA609」も開発されてました。三井物産も3機発注したと書いてありますが続報がないので計画自体が消えてしまった
のかもしれません。
(追記. 調べたら上記の民間仕様「BA609」はヨーロッパのヘリコプターメーカーに製造元が移り、「AW609」に名称変更されて開発続行中だそうです)
本書の巻末イラストもオスプレイでした。当時も注目度 (業界内での)が大きかったのがわかりますね。
FS9上のV-22 (MV-22)。ヘリコプターメーカーのペル社と航空機メーカーのボーイング社が共同開発しました。
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