P3D「バージョンの歩み」

2017年5月30日、P3Dが遂にv4で64bit版へ進化しました。


P3Dv4で初搭載された「空港管制室モード」です。どの空港でもバーチャルな空港ウォッチングが可能になりました。
因みに右下の画像に近づいてみると…

使われてるマウスパッドがFSX。

先月中旬ロッキードからP3Dv4.5の修正(Hotfix)バージョンがリリースされ本体の入れ替えは早々に
済ませていましたが、先週末初めてゆっくりと弄る事が出来ました。

最新バージョンによる初動画、木更津から離陸し横浜方面へ。


東京上空。最後は六本木ヒルズ屋上のヘリポートに着陸 (ヘリの操縦が下手でスミマセン)。
FSX時代から相変わらず激重なままの東京周辺ですが「Core i9 9900K」と「GeForce RTX2080Ti 」の
コンビでアドオン満載とAutogen最大設定な環境でもストレス無く飛ばせます。
XMLでデフォルト空港を取り除いたりビル壁面テクスチャーの解像度を下げたりと様々なFPS向上策
を今までソフトウェア側からあれこれ試してきましたが、結局一番効果が大きかったのはハードウェア
の性能を高める事だったという単純ながら当たり前な結果でした。

余談として今回動画を録画するのにNVIDIAのShadowPlayじゃなくAGデスクトップレコーダーという
ソフトを使いましたが、リソースをとられて映像が若干カクつくため次からShadowPlayに戻します。

ブータンのパロ空港やセイシェル諸島をリリースしてるFSDGのシーナリーコントローラがP3Dv4に対応しました。
まだアドオン自体のインストーラはv3までとなってますが(追記. 現在はアドオン自体もv4対応)、v3にインストール
してあるデータをそのまま移動するとv4対応コントローラで管理出来ます。

こちらはセイシェル諸島シーナリーのP3Dv3版スクリーンショット。
このシーナリーをインストールするとセイシェル国際空港(FCIA)の他に詳細な島々と小さな空港がいくつか追加
されますが、その中のファーカー諸島群にあるファーカー空港(FSFA)に降り立つと…
セイシェル固有種のゾウガメ「アルダブラゾウガメ」が島内をノロノロと歩き回り、滑走路を時々横切ります。

航空自衛隊に2018年度から配備される予定のロッキード・マーティンF-35ライトニングⅡが先日お披露目になりましたが…

それに先立ち来年度2017年にアメリカ海兵隊所属のF-35が岩国基地へ配備されます (予定では1月に10機、8月に6機)。
岩国へ配備予定の機体は垂直離着陸が可能な「F-35B」。(航空自衛隊に配備予定なのは通常離陸仕様の「F-35A」)

そしてF-35の配備と間違いなく連動してると事だと思いますが、9月にP3Dがバージョンアップした際データの中に初めて標準
で岩国基地 (RJOI)が追加されました。
ただこのデフォルトRJOI、フォトシーナリー仕様の本格的な物なんですけど残念なことにAI機が離発着する為の空港データや
フライトプランが現時点では一切設定されてません。実はここ数日こちらの調整に着手していました。

まず軍用機専門のAI機サイト、MAIWから岩国基地の最新版総合パッケージを入手。
因みにこのパッケージに入ってるRJOI空港データはFS9用に作られてる為なのか空港の緯度・経度が凄くズレてるためそのまま
使えません。なのでこのデータを参考にして、ADEで抽出したP3D標準のRJOIにAI機離発着が可能になる設定を施していきます。
またMAIW側のオブジェクトを一部MCXで座標を変えて流用し地表に関わる部位等は形状も整えるためGmaxへ移送して更に調整。

完成。
AI機やフライトプラン本体はAIFP3でコンバートすればMAIWの物がそのまま使えます。海上自衛隊の飛行艇、US-1やUS-2が
ちゃんと海から離陸していく姿をP3Dで見れるのは感激モノ。

P3DのPrepar3D.cfgを手動でいじくってたら「フライトの選択」と「フライトの保存」ボタンが働かなくなり毎回fatal errorで落ちる
ようになってしまったのがきっかけでP3D本体の再インストールと環境の再構築をまたもや数日かけやってました。その過程
でほぼ完全に元の状態まで戻した辺りから再びfatal errorを起こすようになり、しょうがないので面倒臭かったものの段階を
踏みひとつひとつ加えた変更を遡ったら…Prepar3D.cfgをいじくった事が原因じゃなかったという事が判明。
本当の原因はPrepar3D.cfgと同時進行しながら同じく手動でAircraft.cfgをいじくってたAI機218機体のうち2機に設定記述ミス
があった事でそれを訂正したら解決、FSの設定で意外な事が意外な方面に影響するのを初めて知りました。まあ直ったのは
良いもののここ数日の再構築に費やした大変さは何だったんだ…

再々構築のあとは久々のラスベガス。
ADEで駐機スポットを加工してあるのでマッカラン空港とグルームレイク (エリア51)を結ぶ隠密エアライン (これだけ知れ渡って
ると隠密でも何でもないですが)、EG&Gジャネット航空も着陸後ちゃんと専用ターミナルへ向かいます。

こちらはネリス空軍基地。厚木基地や入間基地と同様、FSX以降はCG建造物が表示されなかったFS2004用MAIWシーナリーを
XMLの記述変換で対応。
ネリス空軍基地はアメリカ空軍所属のアクロバットチーム、「サンダーバーズ」のホームベースでもあります。

新しくしたPCが快適でP3D (時々FSX)をガッツンガッツンと動かしてます。基本性能の底上げで大きな効果
が出たのはOOM (Out of memory =メモリ不足によるアプリの強制終了)が発生するまで仮想メモリの容量
が膨らまなくなった事。
VAS (=仮想アドレス空間)の蓄積が4ギガを超えるとOOMが発生しますが、比較的重いシーナリー地域でも
殆んどの場合3ギガを超えなくなりました。(2016.11.)


ラスベガス上空です。ベガスへ最後に行ってから15年以上経ちましたがカジノ解禁の日が日本で訪れるとはこの頃夢にも思ってませんでした。

P3Dがバージョン3.3から3.4へ進化。これからダウンロードに入ります。(2016. 9.)

ダウンロード中は本物の戦闘機を作ってる天下のロッキード社と自宅PCを接続してるって事な訳で、あらためて考えたら凄い話かも。
そう言えば2年前初めてP3Dを購入した後すぐ友人に電話で「さっきロッキードからデータ買ったんで今サーバに繋いで落としてる」と
話したら「おまえは一体何者なんだ?」とよくわからない趣旨の勘違いをされました。

余談ですがP3Dは初回インストール時に2回分のアクティベーション数を備えててこれを何らかの要因、例えば不完全な入れ直し等で
使い切ってしまうと直接ロッキードに連絡を入れ認証制限の解除を依頼 (出来ないとP3Dの買い直しに)しなくてはならなくなります。
逆に完全なアンインストールを実行すると1回に減ってた認証の回数が再び2回に増える、というか元に戻り気分的な余裕と安心感が。
こちらはロッキードのウェブサイト内にある自分の残りアクティベーション回数を確認できるページ。一番右の画像で赤い丸の中が
認証可能な残り回数です。
という事で、それも関係して毎回バージョンアップ時には完全アンインストール。その後に一から再構築してるため時間も若干かかって
たりします。

Perpar3Dが近日バージョンアップして2.4から2.5になります。(2015. 2.)
P3Dを起動中に「FSX」を起ち上げようとすると出るこのアラートがソースコード共通の証し。

P3Dバージョン2.5のインストールが正常に完了しました。起動時の機体がv2.4で設定となったF-35ライトニングⅡから再び
F-22ラプターに。

P3Dがバージョン2.3から2.4になったので早速インストール。初回起動時の機体が「F-22ラプター」から
「F-35ライトニングⅡ」へ変更されてます。(2014. 9.)

P3Dを購入して約1ヶ月、早くもバージョンが2.2から2.3へ。(2014. 8.)

バージョン2.3で飛ぶ東京上空。P3Dの描画でFSXと決定的に違うのは水中サポートの他に「雲の影」が出るようになった事
(バージョン2.2からサポートされました)。厚い雲の下はしっかりと「日陰」になります。

2014年7月、ネットを巡ってて辿り着いたP3Dを先行で導入してる方々のウェブページを参考にさせていただき
「Prepar3D v2.2」を遂に手に入れる事が出来ました。この場を借りて御礼を申し上げます。

初回起動では各サイトで指摘されてる「日本語環境での起動直後F-22海上墜落スパイラル」の洗礼を見事に
受けましたが何とか導入例を参考にして無事陸地へ移動。フライトスティックも正常に認識されたのでスイッチ類
をFSXと同じセッティングにして初飛行、P3Dはまっさらな状態です。
そして初の水中サポートによりハワイ沖で潜行準備…てかこれではもうフライトシミュレーターじゃないでしょ。