久々のAI機変換をMCXで実施、アメリカ海軍の「E-6Bマーキュリー」を操縦可能機体に
コンバートしました。E-6は元々潜水艦との通信を中継する機体でしたが後に改装、軍の
指揮を空から行える総合的な戦略空中指揮機になってます。

余談としてE-6の実機は民間機のボーイング707を改装し作られてます。変換した機体は
元がAI機の為コクピットが無かったので、同じB707をルーツに持つ空中給油機「KC-135
ストラトタンカー」のVC (バーチャルコクピット)を移植しようとしたものの…KC-135に
付属のB707兼用VCはアナログ計器が並ぶ時代の物。E-6も登場時は同じアナログの計器
でしたが今回設置したいのは空中指揮能力が追加された改装後のE-6Bが持つコクピット、
しかしP3Dに対応した新しいVCはありません。
結局、実機と計器配置が酷似してるB737のVCをあてがいました。(2発と4発のエンジン数
違いはとりあえず保留)

民間AI機の専門サイト、Alpha India Groupで各エアラインの2019年度フライトプランが公開
されたので早々に組込み。機体のレジ番号まで一致させてたらかなりの大仕事になりました。

LCCを含めた日本のエアラインも2019年度版 (JALだけまだ2018年版)に更新されてます。

毎度の事ではありますが…フライトシミュレーターを導入してるのに自分では全く飛んでません。

富士山の麓にある陸上自衛隊の滝ケ原駐屯地。


ここに軍用AI機サイトのMAIWで公開されてるフリーの滝ケ原シーナリーをインストールしました。
ただ配置されてる格納庫や滑走路等がフォトシーナリーから大きくズレてた為、ADEを使い修正。
空港のファシリティデータが入った事でヘリのAI機が離発着するようになりました。 汎用オブジェクト
のCGが実際の建物と大きく異なるのをGmaxで何とかしたいと考え中です。

AI機の入れ過ぎが原因でP3Dの起動に10分以上かかるようになってしまった為、昨年末から
全面的なフライトプランの改修を始めたものの…完全に収拾がつかない状態になってます。

作業途中でエミレーツ航空を導入する過程をキャプチャー。最新のフライトプランとAI機を各サイト
からダウンロードしたあとAIFP3で編集、の繰り返し。

運航停止したエアラインの機体を除いたりレジ番ごとに割り振ってあった同型機のデータをひとつ
にまとめたりしてデータを圧縮、それに加えこの機会に機体ペイントの当てはめも最新の物へ変更
してます。とりあえず今まで入ってた民間エアライン469、軍用航路153、ヘリコプター15、その他49
の航路データと約400機に及んでたAI機をどれだけ減らせるかが起動時間短縮のカギですけど…
終わりがまったく見えないカオスな状況に突入。
ただ原因不明 (aircraft.cfgの不備が原因だと今回判明)のまま出てこなかったモルディビアン航空
の機体がモルディブ・ヴェラナ国際空港に離発着するようになったのは大きな収穫。
フランス領ポリネシアのボラボラ島にあるボラボラ空港へはエアタヒチが飛来するようになりました。
という事で時間はかかりますが今回は一つづつ検証しながらAI機を導入してます。

FlyTampaからリリースされてるいくつかのアドオン空港がアップデート。立て続けに所有済みアドオンが更新
され嬉しい限りです。購入履歴のダウンロードページが自動更新されててクリックするだけで新バージョンを
入手可能でした。
余談として複数更新された空港の中でもこちらのカリブ海セント・マーティン島、プリンセス・ジュリアナ空港
(TNCM)は約5年前の2013年3月にシムマーケットで初めて買ったFSXアドオンでした。(全体としてのアドオン
初購入は同年2月にフライトシムストアから買ったオーストラリアのケアンズ空港です)
プリンセス・ジュリアナ空港を主軸とした同シーナリーは今回P3Dv4完全対応となったのを機に今までセットに
なっていたサン・バルテルミー島のグスタフ3世飛行場 (TFFJ)とサバ島のファンチョ・E・ヨラウスクィン飛行場
(TNCS)が独立。3個のファイルデータを別々にダウンロードする仕組みに変わりました。

セットになってる2つの空港からまずはグスタフ3世飛行場。
こちらの空港は滑走路が全長650mと短く、以前着陸に失敗した軽飛行機が滑走路をオーバーランする事故
が発生。その実際の事故動画、停まり切れず滑走路前方の砂浜へと突っ込んでく映像はYouTubeの検索欄
に「St Barts Runway Overrun」と入れると見れます。(セント・バーツはグスタフ3世飛行場の別名)

グスタフ3世飛行場より更に滑走路が短い(約400m)のが、サバ島のファンチョ・E・ヨラウスクィン飛行場でその
短さは世界一として有名。
実はこの空港あまりにも危険な為、公式には廃港扱いで滑走路には進入禁止を示すバツ印が書かれてます。
島民の足としてウィンドワード・アイランズ航空(WinAir)が一応定期便を運行してますが、この地域を管轄する
航空局が事故の責任を負えないとして全ての権利を放棄。運行の当事者であるWinAirが全責任を負いながら
飛行機を飛ばしてるという状況なのです。
公式な廃港扱いも関係してるのかFSX時代からデフォルトのデータも含めサバ島の空港はAI機が降りる仕様
になっておらず、オリジナルの空港データだといくら待っても航空機が飛来しません。そこで各データを弄れる
ADE他のアプリをいくつか使ってWinAirのAI機が降りてくるようにしてみました。
ついでにちょっとした拘りで、何故か島の名前である「SABA」になってた空港の4レターコードを国際民間航空
機関 (ICAO)が定めた正式な「TNCS」に変更。
次にAI機のフライトプランを入手出来るサイト、「Alpha India Group」 からWinAirのデータをダウンロード。
FS本体側に合わせる為だと思いますが、データを開くとこちらのフライトプラン内にあるエアポート一覧表も
コードが「SABA」になってるので「TNCS」に変更します。
フライトプランの離発着データもワードパッドから開いて文字列の一括変換機能を使い一気に「SABA」から変更。
変更を終えたデータをAIFP3にインポートしてFS用のトラフィックファイルにコンパイルしたら完成。AIFP3側の
4レターコードも「TNCS」で登録。
トラフィックファイルを入れP3Dを起動してサバ島へ移動、そこにはWinAirのDHC-6が。

空港への着陸です。

そして空港からの離陸動画。
このあと機体はセント・マーティン島のプリンセス・ジュリアナ空港へ向かい定刻通りに着陸しました。


AI機専門サイトのUTTから「シコルスキーS-76」のAI機体を購入しました。 このS-76ですが実はかなり前から
発売されてたFS9仕様のAI機で、購入後にP3Dv4環境でも使えるようMCXで変換してます。

アドオンの販売元は海外メーカーにもかかわらず、日本の朝日ヘリコプター (ドクターヘリと同じ朝日航洋に
所属の機体。余談ですが朝日航洋のオーナーはトヨタ自働車です)仕様リペイントがバリエーションで6機も
付属してたのは魅力でした。
東京ヘリポートも賑やかに。
かなり難儀しながら六本木ヒルズや東京都庁舎の屋上にもAIヘリが離発着できるようにしましたが…建物が
デカくて機体があまり目立ちません。

P3Dv4に正式対応した新島空港と神津島空港をインストールした事をきっかけにAI機関連を弄ってます。
それは同じ伊豆諸島の御蔵島や利島、青ヶ島等のヘリポートにヘリコプターを離着陸させるという試み。

まだ細かい調整が必要ですがとりあえず成功。

P3Dv3で運用してたAI機のうち旅客機のすべてをP3Dv4に移植が完了。(軍用機は元の作りが特殊なやつが多くて
全部は難しいかもしれません)

ドバイ空港 (OMDB)にはエミレーツ航空がズラリ。P3Dv3時代と同様、各空港に乗り入れてるエアラインが並びました。
ハワイ・ホノルル国際空港 (PHNL)。
香港・チェクラップコク国際空港 (VHHH))
ワルシャワ・ショパン空港 (EPWA)
オーストラリア・キングスフォードスミス空港 (YSSY)

こちらは空港そのものがフリーアドオンやFSX専用版からの移植組。まずはグアム国際空港 (PGUM)
モルディブ・ナシル国際空港 (VRMM)
世界遺産の島、ロード・ハウ島のロード・ハウ・アイランド空港 (YLHI)にはカンタス航空のコミューター便、
カンタスリンクのDash8が飛来。

今はすっかりインドアライフになりましたけどFSでアイランドリゾートを巡ってると昔みたいに南の島へ
出向きたい気分になりますナ。
20年前となる1997年、ハワイから帰る前に撮った写真。この数ヶ月後に人生初
のフライトシミュレーター、「マイクロソフトFS95」と出会う事に。
この写真もですけど昔は夏にサーファー御用達ブランド「ローカルモーション」の
Tシャツをよく着てましたがサーフィンはまったく出来ません。


Drzewiecki Design最新作の「シアトル空港セット」とタイミングを合わせるかのように、シムコムでドリームリフターのAI機が
リリースされました。ボーイング747-400LCF、通称「ドリームリフター」は世界各国で生産されたボーイング787の部品を
最終組立工場であるエバレットへ運ぶ為に作られた「飛行機を運ぶ飛行機」。787の胴体部品をそのまま飲み込む機体は
中央部が大きく膨らんだ特異な形状をしてます。
AI機はFS9 (FS2004)仕様なのでMCXを使いP3D仕様に改装。
フライトプランを入れるとエバレット工場に隣接したペインフィールド空港 (KPAE)へ「ドリームリフター」が初飛来。

因みにシムコム等から「VC付きでP3Dv4にも対応する」自分で操縦可能なドリームリフターも無料で入手可能です。

ついでに余談ですが機体部品を運ぶ貨物機としてボーイング社ドリームリフターと同じくヨーロッパのエアバス社には更に強烈な
インパクトの機体形状を持つA300-600ST、通称「ベルーガ」が存在しエアバス300番台シリーズ (デカ過ぎて積めないA380を除く)
の部品を運んでます。
ベルーガの着陸動画。エアバスの最終組立工場があるフランスのトゥールーズとドイツのハンブルクは両方ともまだアドオン空港を
入れてない為、「部品を送り出す側」の複数ある空港からAaerosoftのアドオンが入ったイタリア・ナポリのカポディキーノ国際空港
(LIRN)を選び動画を録りました。


ナポリの玄関口、カポディキーノ国際空港。リリースされた直後に速攻で購入。

あとベルーガから話が大きく外れますが、ナポリと言えば「ヴェスヴィオス火山」と「ポンペイ遺跡」が有名です。今から1900年
以上前の西暦79年8月25日、前日24日に大噴火したヴェスヴィオスから流れ出た火砕流によりポンペイは都市全体が消滅
しました。因みに東京ディズニーシーの真ん中で時々火を噴く巨大火山「プロメテウス」はこのヴェスヴィオス火山がモデルです。
地理的には左から2枚目の画像のように赤丸のヴェスヴィオス火山を挟んで水色の丸がナポリ、緑の丸がポンペイとなります。
ポンペイの悲劇を最初に知ったのは子供の時に読んだ「世界の超常現象」系の雑誌。何故かバミューダトライアングルやUFO、
ネッシーと一緒に載ってた為その頃は本当にあった大災害という認識がありませんでした。とにかく噴火を描いたイラストが凄く
怖かった記憶が残ってます。
そしてポンペイ遺跡はFSX時代のフリーシーナリーをP3D仕様に再コンパイル、これがまたヘリで着陸する等しないとその凄さが
判らないほど詳細。実は上記のベルーガ着陸動画で使ったカポディキーノ空港はベルーガが離発着する空港だからと言うよりも
このポンペイシーナリーの最寄り空港だったからが購入の理由です。
何と石膏で型取りした被災者の人型まで。実際に現地で展示されてますがシーナリーとしてさすがにこれはやり過ぎの感も…

最後に映画「ポンペイ」のブルーレイディスク、2014年にアメリカで制作された作品です。(映画タイトルでYouTube検索すると
予告編が観れます)大災害と身分違いの恋を題材にしながら「史実を舞台に描く架空のラブストーリー」は何となく1997年に
作られた「タイタニック」と通ずる所が…

フリーアドオンのサイトを巡ってたらリリースされてるのを知らなかったリペイントのAI機、自衛隊所属「T-7」、
「U-125」、「T-400」を見つけました。T-7は形が似てるT-34メンター、U-125とT-400は同系列機体のHS125
とビーチジェット400をリペイントした作品ですが凄く雰囲気出てます。

何と航空自衛隊のYS-11までありました。向かって左側の画像が飛行点検隊所属の「YS-11FC」、右側が
電子戦訓練機の「YS-11EB」で両機とも入間基地の所属です。旅客機としてはすべての機体が退役してる
YS-11ですが自衛隊ではまだ現役。とりあえずYS-11のAI機がリリースされてるのは以前から知ってました
けど旅客機を自衛隊仕様に塗り替えた機体があるとは本当に驚きました。
YS-11のAI機導入に伴いADE175で入間基地の駐機スポットを増設。 百里基地所属の「F-4ファントムⅡ」
と同じくそろそろ全機引退も近いと思われるYS-11ですけど、電子戦の訓練機に改装されたYS-11EBは
更にエンジンもGE製に載せ替えられ「スーパーYS」という愛称で呼ばれてるのでもうしばらく現役続行かも。
因みにYS-11EBの実機にはアンテナを内蔵したコブが機体にいくつかあるのでGmaxで作り追加しようか
と思案中。

先日GSX2のボーディングブリッジをWing Creationの静岡空港に設置した際、
近場の航空自衛隊「静浜基地」に注目したら常駐の練習機「T-7」に混じり何故か「T-4」のAI機が何機か
駐機してるのを発見。(T-4のスクリーンショットは撮りはぐりました)
航空祭でもない通常時にいるはずのないT-4が何故飛来してるのか調べたら…MAIWからダウンロードした
T-4のAI機セットに付属してたフライトプランに静浜行きのデータがいくつも入ってました。

更には空自の練習機なのにRJTU (陸上自衛隊北宇都宮駐屯地)やRJSH (海上自衛隊八戸航空基地)、
何とROTM (アメリカ軍普天間飛行場)も巡回するという驚愕のフライトプランになってたので、とりあえず
応急処置的に全部浜松基地へ向かわせるよう変換。現在P3D内の浜松は常にT-4で溢れかえってます。

またWing Creation側の静浜基地ファシリティデータが簡素な為に常駐してるT-7自体もあまり駐機して
ないのでADEを使い駐機スポットを増強。

ついでにヘリコプターが滑走路じゃなくヘリポートから離発着するようファシリティデータを分離しました。

FS2004用に作られてるため格納庫の非表示問題を抱えてたMAIW厚木基地シーナリーを先日
XML記述の変換でP3Dに表示出来るようにし更に自前の簡易フォトを加えて仕上げましたが…
今度は厚木を見る度に同じ方法でオブジェクト表示を解決したFS9用入間基地のデフォルト地表
が物足りなくなってしまい…

入間もフォトシーナリーを制作。
実はこの入間基地には少々問題があって…MAIWの元データにある空港施設位置がズレまくってた
為に大幅な修正が必要になりました。
その他低空でも地表がのっぺりしないようPhoto Scenery Makerを使いAutogenも追加。
 
 

ズレを修正する事でペトリオットミサイルの待機位置も変わりますが逆にここはXMLでのオブジェクト
管理がメリットを発揮、該当するCGの緯度・経度記述を変更して終わりです。CGをマウスカーソルで
ズリズリやってた頃が嘘のような簡単さ。

入間基地フォト化を記念して(?)、ダウンロードから10年以上経過しずっと保存用HDDで休眠状態だった
FS9用「川崎C-1」をP3Dに復活。
フラップやスポイラー等ムービングパーツをMCXでP3D用に書き換えたりコクピット仕様が似てる他機
からVC (バーチャルコクピット)を移植したりと結構手間がかかりました。

そして入間基地のC-1と言えば存在が入間に所属するこの1機のみという「EC-1」。輸送機のC-1を
改装し、ミサイル誘導レーダーに妨害波を浴びせ無効化するECMを搭載した電子戦の訓練機です。
(決して「空飛ぶカモノハシ」ではありません)

先日P3Dv3.4の岩国基地用にRJOIパッケージを入手した軍用機専門AI系サイトのMAIWで、今度は詳細な
厚木基地 (RJTA)最新版パッケージアドオンが公開になりました。
早速ダウンロードしP3Dに入れたは良いものの…実はこのシーナリーに入ってるオブジェクトが以前から
曲者で先代バージョンまではFSXで表示される主要な格納庫群が何をどうやってもP3Dに出てこない状態。
そして今回はというとやっぱりダメ。

ただ数年前ファイルの差し替えだけで試行錯誤してた時と違い今はオブジェクトをXMLの状態から解析
できるので何とかなるだろうと3日前から弄り出し…リベンジ成功、こんな感じに。

Photo Scenery Makerで作成した簡易的なフォトシーナリーも追加しました。


またMAIW厚木基地シーナリーのCGオブジェクトを解決した際、同じく格納庫の非表示問題を抱えてた
MAIW入間基地も直しました。

そして入間を修正すると、格納庫と一緒にMIM-104「ペトリオット」ミサイルも出現。

ロシアの「ツポレフTu-154」と「イリューシンIL-62」のFSXAI機をP3D仕様に変換しました。

実はこの2機、スラストリバーサーの動きがP3D側へうまく移植出来ず一度変換に挫折した機体です。

今回やっとP3D対応に成功、着陸後しっかりと逆噴射するようになりました。



AVSIMでロシアのエアライン中心に昔のフライトプランを探して入れたらモスクワのシェレメーチエヴォ国際空港が
ロシア機で埋まりました。(今現在Tu-154やIL-62は殆んどの機体が退役してます)

(ユーロコプターEC225は現在P3D & FSXのネイティブ対応機がリリースされてます)

MAIWからダウンロードしたFS9仕様のAIヘリ「ユーロコプターEC225」のバリエーションをMCXでP3Dv4仕様
に変換しました。
これらのEC225はすべてフライトプランとリペイントがセットになってMAIWから公開されてます。

木更津基地からの離陸です。一番左の画像で飛び立ってるのは陸上自衛隊の対地攻撃ヘリ「AH-1S コブラ」。
先日P3Dv4ネイティブ対応版でリリースされました。
更にAH-1S公開と同時に木更津基地の空港データ(ファシリティデータ)も更新されたので自作のCGオブジェクト
やフォトシーナリーと合成し導入。ただそのままだとヘリコプターも航空機用滑走路から離陸してしまう為データ
をADEで加工、ちゃんとヘリポートから飛び立つようにしてあります。

霞ヶ浦駐屯地もフォトと合成して導入。

明野駐屯地は木更津基地と同じくフォトに加えて空港施設に自作CGを追加しました。

航空自衛隊の最新大型輸送機、「川崎C-2」のAI機がトラフィックファイルとセットで登場しました。
通常のマニュアル通りにAI機をP3Dへ設置後いつものように基本から逸脱、さっそく自分で操縦出来る機体
をMCXで生成。
VC (バーチャルコクピット)をどうするかが大きな課題でしたが、最終的にC-2とディスプレイ (MFD)の配置が
似てるB737_800のフリーウェア機体から流用しました。
こちらは動画です。以前仕上げたYS-11と同じ手法でエンジン始動のギミックを追加。


VirtaviaからリリースされてるFSX専用アドオン機体「B-1Bランサー」をP3Dv4へ移植しました。
FSXへのインストール時に「Effects」フォルダと「Sound」フォルダへ一緒に追加されたB-1専用のファイル数個を
v4に移す必要がありますが、機体本体はそのままで完全動作します。

隣国絡みの報道で一般的な知名度が上がった機体の為「微妙なタイミングでの1機」だと感じる方もいらっしゃる
かもですが…そうじゃなく9月10日開催の三沢基地航空祭にB-1Bが展示された事に因んでのv4対応となります。

こちらは試作機が4機だけ作られた「B-1Aエクスカリバー」。B-1が「B-1A」として完成、初飛行したのは40年以上
前となる1974年です。その後1977年に当時のアメリカ大統領だったカーターが軍縮政策を打ち出して開発中止、
一旦は完全な「幻の爆撃機」となりました。そこから4年後の1981年にレーガン政権が打ち出した「強いアメリカ」
政策のもとで開発が再開され「B-1B」として復活、現在に至ります。

1978年に公開された映画、「世界の最新兵器スーパー・ウェポン」にはB-1Aが幻の機体として登場。プログラムの
解説に作られたのが3機と書いてあるのは、試作された4機のなか1機が墜落で失われてる事を当時は情報不足
で知られてなかった為と思われます。

しかしB-1Aについての解説が凄い…
当時としては「幻の名機になった美しい白鷺」という表現は間違いないわけですが、その白鷺が後に復活し開発中止
からちょうど40年後に「死の白鳥」と呼ばれ対峙する相手国から恐れられる存在になる事は誰も想像してなかったはず。
余談ですが戦略核の主軸がICBMに変わったことで再開発された後の白鳥 (B-1B)は核兵器搭載能力を持たず、実は
核を搭載した巡行ミサイルを空中発射する事が出来た白鷺 (B-1A)の方が元々は重武装な爆撃機でした。

B-1の機首部分を前から見ると「ハの字」型に装着されたフィンと6本のピトー管が両側から飛び出してます。これが
何となく「ヒゲ」に見えて、同じく操縦席の窓ガラスを「目」に見立てると愛嬌のある顔立ちに感じるのは自分だけ…?

余談ですがB-1は1983年に作られた007シリーズ番外編「ネバー・セイ・ネバー・アゲイン」の中でALCM (巡行ミサイル)
を発射する母機として登場してました。

(F-4ファントムⅡは現在P3D & FSXのネイティブ対応機がリリースされてます)

久々のFS9仕様AI機改装です。航空自衛隊の老兵、「F-4EJファントムⅡ」と偵察型「RF-4E」のAI機をP3D仕様に
変換しました。

ファントムは最新鋭機「F-35AライトニングⅡ」導入で茨城県百里基地に唯一配備されてる (岐阜基地にも数機
現存してますが実験団所属で実戦配備には就いてません)全機が退役。もうすぐ日本の空から完全に姿を消す
見込みです。

「駐機時のパイロット乗りっ放し」問題を回避するため機体本体部を一旦Gmaxに取り込み。
更に今回はFS9で使用されてた各ギミックを解析。キャノピー開閉や駐機時のエアインテークカバーに車輪止め、
タラップ等をP3Dv4上で機能させる事に初めて成功。

変換時に当てはめるキーが判明したので減速用ドラグシュートも機能するようになりました。

(MV-22オスプレイは現在P3D & FSXのネイティブ対応機がリリースされてます)

以前FS9仕様からP3Dv4仕様へと変換したV-22オスプレイを大幅に改良。機体構造を根幹から
改定しました。

まずはコクピットの風防ガラスを別パーツに分割し透過させたあと合成。そしてデフォルト状態では
プロペラブレードが動かない為、テクスチャー側のアルファ処理でカウルだけ残して消し…
プロペラも別パーツとして独立、Gmaxに取り込んで回転させるアニメーションを追加し再びMCXに
インポート。Gmaxと連携する事で加工の自由度は最大限になります。
回転するようになったプロペラと機体本体を合成したあと残像付きプロペラを組み合わせて完成。


(F-22ラプターは現在P3D & FSXのネイティブ対応機がリリースされてます)

新しく2機のFS9仕様AI機をFSX & P3Dへ変換しました。

まずは世界最強の戦闘機「F-22ラプター」、ハワイのヒッカム基地がホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ空港)と
滑走路を共有してるため旅客機に交じって着陸します。


(B-1BランサーとB-2スピリットは現在P3D & FSXのネイティブ対応AI機がリリースされてます)

P3Dv4をインストールしてから中を弄ってるのは8割以上がAI機関連、32bit版FSのFSXやP3Dv3等みたいな対応の
つぶしが効かず使えなくなったFS9仕様AI機の変換に時間を費やしてます。そして今回は軍用機を中心にテスト。

グァム島アンダーセン基地への着陸体制に入るアメリカ空軍「B-1Bランサー」爆撃機。最初の着陸時は滑走路内
に別の機がいたので一旦ゴーアラウンド(着陸復行)してます。
当初は可変翼が「加速する際に開き着陸等の減速時閉じる」という逆作動をして困りましたが、機体をxファイルと
xanimファイルに一度分離しキーの記述を変える事で直りました。

こちらは嘉手納からアンダーセン基地へ向かう「B-2スピリット」ステルス爆撃機。しかし本当に特殊な形状です。
敵地レーダーに映らないよう設計された結果の形な訳ですけどブーメランが空を飛んでるみたい。因みに価格
は日本円で一機約2000億円。


こちらはMAIWと簡易フォトで制作した木更津駐屯地。

この木更津駐屯地の為にFS9仕様だったAI機ヘリコプター「CH-47Jチヌーク」をFSX & P3D仕様に変換。
(CH-47Jチヌークは現在P3D & FSXのネイティブ対応機がリリースされてます)

ヘリは特に飛行特性等の設定が解らずキーを半ば当て推量で割り当てただけ。P3Dv3やFSXと同じ
挙動をしてくれたのは偶然の産物であり幸運でした。

ラスベガスのネリス空軍基地にA-10サンダーボルトⅡを新たに配置しました。

FS9仕様の軍用AI機は独自なギミックが機体ごとに多く、どう対処するか毎回考えるのが大変。
(A-10サンダーボルトⅡは現在P3D & FSXのネイティブ対応機がリリースされてます)

軍用機専門AI系サイトのMAIWで暫定版ながらFSX&P3Dネイティブ版AI機のF-16Cが公開されたのでさっそくダウンロード。

そしてこのF-16Cを流用した、同じくMAIWに以前からアップされてる航空自衛隊F-2戦闘機のリペイントデータを適用。

P3Dv4の日本の空にF-2が登場です。

P3Dで「調布飛行場から新島空港までの定期便をAI機で再現」という実験的な事をやってみました。
なぜ"実験的"なのかというと、「フライトプラン」「アドオン空港」「航空機(BN-2アイランダー)」に至る
まですべてがFS2004とFSX用データの変換による物だから。

とりあえずAIプラン定型文の作り方を知らずフライトプランを自分で作れないためKAZさんのページ (KAZ'S ROOM)のAI関連
コーナーから「新中央航空2004年春」版のフライトプランをダウンロード。
そしてP3D用のフライトプランを作れるソフト「AIFP3」がテキスト形式のFS2004用データに対応してないため懐かしの「TTools」
を久々に起動、一旦「Traffic NCA.bgl」の名称を付けてBGLトラフィックファイルへ変換保存後にP3Dへ最適化しました。
フライトプランの内容を編集するやり方もまだ覚えてないので読み込みの時エラーになるプランを単に削ってったら…神津島
空港へ向かうプランが全滅、最終的に大島と新島行きの5便だけに。
そして空港はオーバーランド社FS2004「みん空」シリーズのシーナリーデータをModelConverterXでP3D化。テクスチャー
を最適化するため一部のBGLはGmaxに読み込んでから変換してます。

新中央航空のBN-2アイランダーはM-R-SoftwareのFSX用フリー機体にFlight Simulator Maniacsさんのページで公開
されてるリペイントを組み合わせたものをそのまま使用。

そして毎度の事となってますが…どうしても新島や神津島等の話を出すと昔の思い出とリンク。いつも東海汽船の船旅
だったので飛行機で新島へ行った事はないですけど、羽伏浦海岸へ行く途中の空港と並走する道をレンタサイクルで
走りながら「飛行機降りてこないかな」と空を見上げて探したりした事がありました。南の島の眩しい日差しが懐かしい…
今はインドア系で地味に暮らしてます。(それもそれで歳とると気楽で楽しいんですけどね)
30年前の事なので「若気の至り」で片づけちゃえばいい話なんですが長く書いてくと内容がまた下世話になってくゆえ新島
の話はこの辺で…
かつての愛車S13シルビアの話題の際、検索ワードに「S13」だけじゃなく「S13 デートカー」と入れないと走り屋系車両に
なる前の元々の歴史が出てこないと書きましたが、1980年代の新島は「新島」だけじゃなく「新島 ナンパ =なんじゃその
検索ワードは=」 と入力しないと出てきません。
(一応ですが検索する場合出てくる内容に若干不適切且つ「良くない」刺激を感じる方もいるかもなのでその点御留意を)

P3Dv4は今までの32bit版だったFSXやP3Dv3と違いFS9 (FS2004)との互換性が完全に無くなった為、大部分がFS9仕様のまま
だった空港のAI機が7割近く使えなくなりました。

という事でここ数日は時間があるとModelConverterXでFS9仕様のAI機をFSX仕様に変換しまくってました。
とは言えFSXのbglcomp.exeを使い再コンパイルしてもレシプロ機のプロペラやジェット機のタービンは回らなくなるし車輪は脚ごと
無くなって宙に浮いたりするし、あげくにはフラップがとんでもない方向に向いたりする等で一筋縄では行かず以前一度手を出し
挫折した案件です。
今回は公開されてるFSX化の成功例を参考に機体を動作させる各キーの割り当てを把握したので何とかカタチになりました。
その過程で「RADItor」というツールを初導入、実はコンパイルした機体にRADItorで調整を施さないとキー割り当て正常化で
フラップや車輪が表示された後も「AI機が誘導路を走って滑走路に向かわない」「空中で車輪を出しっぱなし」など意味不明
な挙動を起こします。(前回はRADItorの適用に辿り着く前に挫折したのでこのツールの存在も知りませんでした)

今回 (てか前に挫折した時もですが)一番難航たのはレシプロ機のプロペラを回す事。結局自分ではどうにもならず他の方が
FSX化に成功して公開もされてるDash8のAI機をダウンロードしModelConverterXで開いて機体を動作させる各キーの割り当て
を観察。
P3Dv4で最初に登場させたかったレシプロ機、新中央航空の「Dornier 228」FS9仕様に見よう見まねで動作キー
を当てはめ試行錯誤を繰り返した末まだまだ改善が必要な段階ですけど何とかプロペラは回るようになりました。

そしてまたジェット機のタービンを回すのに四苦八苦。結局どのキーを割り当てても単体ではダメだったので
「回るタービン」のパーツを別に用意して合成しました。