P3Dv5で飛ばすE-4Bナイトウォッチ。合衆国連邦政府が国家空中作戦センター (NAOC)として使用
するアメリカ空軍の空中指揮機です。

FSX用だった機体にMCXで大規模な改修を実施後、VCを追加してP3D対応モデルが完成。
一括変換したらあちこち不具合が出たので機体を数個のパーツに一度分割、それぞれをP3D側に
コンパイルしてからマージ機能で一つに戻しました。

FS2020を一休みして選べる航空機が豊富なP3Dv5.1に回帰。先日市販アドオン機でF/A-18E
スーパーホーネットを導入しました。コロナ流行で映画公開が延期になってる「トップガン」の
新作で活躍する機体です。

こちらのアドオン機は遷音速飛行中に発生する円錐型の水蒸気 (べイパーコーン)も再現。

ついでにF-22ラプターとB-1Bランサーのスクリーンショット。

ここしばらくFS2020に専念してた為、ダウンロードした後インストールしてなかったP3Dv5.1を
入れたらちょいトラブってしまい (特定の空港へ向かうとクラッシュする等)現在そちらの対処中。

トラブル原因を特定 (前バージョンまで問題無かった一部のAI機が引っかかってました)して
解決後、ちゃんと動くようになったので豪華客船「MSCシンフォニア」を選択し石垣島の沖合
を航行…てかフライトシミュレーターの使い方を根本的に間違えてます。

新型コロナウィルス絡みで旧車イベント訪問を自粛した2月の連休、久々にP3Dの機体いじり。MCXで
アメリカ海軍無人攻撃機「X-47Bペガサス」のFS2004用機体をP3Dv4仕様に変換しました。

搭載された3基のAI (人工知能)が判断する自律飛行によって人による遠隔操作無しに空中給油や
空母への着艦を無人機で初めて成功させた機体でしたが、残念ながら2016年に予算不足で開発
中止になってしまいました。因みに中止までにかかった開発費は日本円で約1500億、実用化が成功
してればこちらも世界初となるレーザー兵器が搭載される計画でもあった機体です。

P3Dv4未対応アドオンだったステルス戦闘機の元祖「F-117ナイトホーク」をMCXで変換した流れで、同じく
v4未対応だった幻のステルス戦闘機、「YF-23ブラック・ウィドウⅡ & グレイゴースト」もv4変換しましたが…
スクリーンショットを撮ってからキャノピーの光反射がおかしい事に気づいて再度MCXに取り込み調整。

P3Dv4対応アドオンがまだ存在しない機体を久しぶりにFS2004から変換しました。

まずは陸上自衛隊対戦車ヘリコプター、「AH-1Sコブラ」の西部方面航空隊創立48年記念塗装機。
翼を持つキングコブラのペイントが強烈です。佐賀県の目達原駐屯地 (RJDM)に所属してる機体
ですけどP3Dデフォルトの目達原に建物とかが何もない状態な為、スクリーンショットはFlyer氏の
名古屋飛行場 (小牧基地)とfsmaniacs氏が制作された建造物 & ochi氏作フォトシーナリーを組み
合せた三宅島ヘリポートで撮影。

そしてもう一機は本格的なステルス戦闘機の元祖でもある「F-117ナイトホーク」。
ロッキード社の秘密開発部門「スカンクワークス」で開発されネバダ州グルームレイク (エリア51)で
テスト飛行を重ねてた際、近隣に住む住民によくUFOと間違えられてたのがこのF-117とその前身
に当たる実験機の「ハブ・ブルー」でした。

フリーウェアの航空自衛隊偵察機、百里基地所属の「RF-4J」にMILVIZからリリースされてる市販アドオンの
「F-4ファントムⅡ」付属VCコクピットを合成しP3Dv4仕様へ変換しました。


シンボルマークとして尾翼に描かれてるのはディズニーのミッキーマウスに相当するユニバーサルのメイン
キャラクター、キツツキの「ウッディー・ウッドペッカー」です。

フリーウェアサイトで見つけたアドオン機の中で最も強烈なインパクトを持つ2機をP3Dv4に対応させました。
両機ともかなり特殊な形状ですが実在した航空機です。

まずは旧ソ連で開発された「ルン」。地面や水面をギリギリの高さで飛行する際の空気流変化を利用して
滑るように飛ぶ地面効果翼機 (エクラノプラン)です。
東西冷戦時の1987年に開発されカスピ海沿岸の東側基地に配備されたルンは対艦ミサイルを6基搭載。
湖面スレスレの高度を時速500kmで飛行するその異様な姿から西側では正式名として付けられた「ウトカ」
の他に、「カスピ海の怪物」という通称でも呼ばれてました。


そしてこちらはボーイング社が開発した「X-32」。アメリカのJSF (統合打撃戦闘機)計画でロッキード社
のX-35と競合した試作機です。(最終的にX-35が選ばれ「F-35ライトニングⅡ」が誕生しました)
とにかく強烈なのは「何故その形になった」と本国アメリカでも話題になったその姿。いわゆる典型的な
ブサカワ系のスタイルによって、X-32の性能がX-35と互角だったものの「その容姿で落とされた」という
都市伝説が存在するほど。
余談ですが後にボーイング社のトップが航空機デザインについて語った講演で「ボーイング機の外装は
最高のパフォーマンスを生むよう作られるが審美的な部分は敢えて無視する。でも顧客側は必然的に
見栄えの良い方を選択すると言ってその例にX-32を挙げた」、というエピソードが上記した都市伝説の
真実味を大きく増す事となってしまいました。


名機「F-16ファイティング・ファルコン」を作ったゼネラル・ダイナミクス社がF-16の前に世へ送り出した戦術爆撃機、
「F-111」のアドオン機体を購入しました。Just Flight社製のFSX用アドオンですがP3Dでも完全動作します。
(尚F-111やF-16を生んだゼネラル・ダイナミクスの軍用機部門は後にロッキード・マーティン社へ売却されました)

型番の「F-111」ですが読み方はエフ「ワンイレブン」、量産型として世界初の「可変後退翼」機です。軍用機に興味を
持った子供の頃からこの読み方を知ってたおかげで後に購入した愛車の名称、「180SX」の180をワンエイティと読む
事に当初から違和感を感じませんでした。

因みにアメリカ本国以外でF-111を唯一正式採用してた国はオーストラリア。(両国とも現在は全機が退役してます) 
余談としてF-111は噴射した燃料にアフターバーナーを点火し、トーチ (たいまつ)を焚くように機体後部から炎を噴出
する「トーチング」と呼ばれる独自の特技? を持ってます。
2000年に開催されたシドニーオリンピック閉会式の終盤、聖火が消えた直後その炎を受け取るように会場の上空を
「トーチング」しながら飛び去ったのが実はオーストラリア空軍所属のF-111でした。

映画「ブレードランナー」に登場する近未来パトカー「スピナー」をP3Dv4に最適化してみました。因みに1982年作
のブレードランナーで描かれた近未来は2019年、同じく1985年に作られた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は2015年。
当時は漠然とした考えであと30~40年も経てば「車が普通に空を飛んでる」と未来を思い描いてたんですね…


ギミックが凄いので変換に踏み切った物をもうひとつ、「サンダーバード2号」のP3Dv4版です。(空港着陸後、機体
コンテナから地底戦車「ジェットモグラ」が出てきて地面に潜ります)
また着陸後にコンテナから潜航艇の「サンダーバード4号」が出てくる別バージョンも原版のFS9仕様からP3Dで動く
よう変換の予定。(因みにサンダーバードのTVシリーズですが、実は機体について知ってはいるものの恐縮ながら
今までにちゃんと番組を観た事が無かったりします)


Nemeth designsからリリースされてる市販のアドオンヘリ、「Bo105」を購入しました。FSX専用の機体です。
P3Dv4に使えるのか分からないまま (機体の仕様がよほど特殊じゃない限り何とかできるとも考えたので)
購入に踏み切ったのは、映画「007シリーズ」に登場する2機のBo105をラインナップに追加したかったから。

まずは現時点での007最新作、「スペクター」に登場する機体。
映画の冒頭シーンでボンドが敵とヘリを空中で奪い合います。
Bo105は物凄く機動性が高いヘリで飛行機のようなアクロバット飛行が出来ます。その特技?を活かし映画の
中ではスクリューのように回転するバレルロールターンを何度も披露。

もう1機は第14作「美しき獲物たち」に登場のBo105。
こちらも映画の冒頭シーンで敵のヘリとしてボンドを急襲します。あとヘリとは関係ない余談になりますけど
この作品にはある意味で「時代を先取りしてる」シーンが含まれてました。
敵に囲まれたボンドが逃げる際、相手の乗ってたスノーモービルを奪ったもののヘリからの攻撃で爆発。
雪上に投げ出されたボンドの横には爆発で飛んできたスノーモービル前部の操舵用ソリが…
そのソリの破片をボンドは足に装着しスノーボードとして使います。
「美しき獲物たち」の公開は1985年、当時日本のスキー場でスノボをやってる人は誰もいませんでした。
というかこの頃はスノーボードの存在自体が殆んど知られてない時代でスキー場の主役が「1本の板で
滑る」スノボになると予想した人は多分皆無。
また劇中でボンドが滑るシーンにはアメリカ西海岸のサーフィン文化を象徴するビーチボーイズの名曲
「カリフォルニア・ガールズ」がBGMで使用されているので、もしかすると当時は海外でも「雪の上で滑る
サーフィン」という新しいジャンル扱いのスタンスだったのかもしれません。
「美しき獲物たち」公開の2年後となる1987年、日本では「私をスキーに連れてって」が公開され空前の
スキーブームに。ゲレンデはスノーボーダーではなくスキーヤーで埋め尽くされました。スノボが全盛に
なる時代まではまだまだです…
ユーミンと苗場プリンスがお約束
のバブル前夜。


海外のFSフリーウェアサイトを巡ると映画007シリーズ仕様のリペイントアドオン機が結構見つかります。
生粋の007映画好きな自分は先日P3Dv4.2がリリースされる直前まで007関連のヘリコプターをいくつか
P3D仕様に変換してました。

まずはシリーズ第18作「トゥモロー・ネバー・ダイ」のユーロコプターAS350エキュレイユ。P3Dv4.2で
最初に作成したスクリーンショットでの使用機体です。
厳密に書けば映画で使用されてたのはAS350の双発エンジン版、AS355「エキュレイユ2」でした。

こちらはシリーズ第2作、「ロシアより愛をこめて」に登場のヒラーH-23レイヴン。

シリーズ第5作、「007は二度死ぬ」のベル47。
ボンドが乗る小型ヘリ「リトル・ネリー」を霧島連山上空で急襲するスペクターのヘリコプターです。
「リトル・ネリー」もP3Dv4化。v4.2にしてから初のコンバート機体となりました。

シリーズ第20作、「ダイ・アナザー・デイ」の冒頭シーンに北朝鮮軍のヘリとして登場した「Mi-8」。
旧ソ連製のヘリコプターは何というか味があるスタイルをしてる機体が多い気がします。

こちらの2機は第10作「私を愛したスパイ」、第11作「ムーンレイカー」にそれぞれ登場するベル206。
オリジナル機体はFS9に標準で入ってた物で、計器パネルのdllファイルと一緒に抽出後FSXを経て
P3Dへとスライドさせました。
FS9のデフォルト機はFA-18とEH101以外、(FSXを所有してた方なら御存知かと思いますが追加で
発売されたアクセラレーションに入ってた2機です)すべて64bit後のP3Dでも動作します。

2018年1月11日、グァム島アンダーセン基地にノースロップ・グラマン「B-2スピリット」が3機到着しました。
B-2はアンダーセン基地常駐のB-1Bランサーと違い核搭載が可能な世界最強の戦略爆撃機です。
(追記. 16日にはB-2と同じく核搭載可能の「B-52ストラトフォートレス」6機も到着。この後B-52と交代で
B-1が本国に戻るので一時的となりますけど、アメリカの現役爆撃機B-52、B-1、B-2すべてがグァムに
勢揃いしてます)
とりあえず現実的な話としてオリンピックが韓国で開催されてる間は何もないと思いますが問題はその後…
あと画像のB-2は「Area51Simulations」から発売されてるFSX用アドオン機体でP3Dv4でも完全動作します。

そしてこちらは第2次大戦終結直後だった1940年代中盤に当時のノースロップ (現ノースロップ・グラマン)
が開発した試作機「XB-35フライングウィング」。ブーメラン型全翼機としてB-2の先祖に当たる機体です。
このXB-35はシムコムで見つけたフリーウェア機体をMCXでP3Dv4に適正化したもの。最初FS9仕様で
リリースされた後FSX仕様にバージョンアップされたアドオン機だったので付属VCがv4では使えず、同じ
時代のコンベア「B-36ピースメーカー」FSXネイティブ仕様機体からVCを流用してます。(因みにB-36は
当時の次世代爆撃機計画でXB-35と競合の末アメリカ空軍に正式採用された機体)


そしてついでに先祖機体の話つながりで…こちらも何かと話題になるボーイング/ベル「V-22オスプレイ」と、
ヴォート社の「XC-142」。製造元の航空機メーカーは違いますが、オスプレイと同じティルトウィング方式を
採用したVTOL機の先祖です。1960年代に試作されたXC-142はプロペラを「翼ごと90度回転させる」という
斬新な構造でした。


XC-142もFS9改のFSX仕様アドオン機なのでこちらもVCは機体構造が近い他機からの移植。
先日YS-11のP3Dv4化のため久々にシムコムを探索した事がきっかけとなり、こんな感じで時々レアな
機体を見つけてはP3Dで使えるように変換してます。

戦後初の国産旅客機「YS-11」をP3Dv4仕様にしました。


プロペラ回転にイフェクト効果を追加。イフェクトは元々あったものですがMCXで本体と一括変換が出来ないため後から
合成します。あとVC (バーチャルコクピット)が機体と一体になってるFS9仕様アドオン機はP3Dv4でVCが表示されない為、
先日購入したジャストフライトのフォッカーF27からVCを移植しました。
(フォッカーF27はYS-11と同世代で各エアラインへのセールスでは競合関係だった機体です。同時代の航空機という事で
コクピット内の雰囲気が似てて代替に最適でした)

因みに今回P3Dv4に対応させたYS-11はFS9 (FS2004)時代の定番フリーウェアだったのでシムコム等のフリーウェアサイト
にリペイントデータのバリエーションが沢山リリースされてます。

シムコムの検索欄にYS-11と打ち込んでサーチすると…
海外に輸出され世界各国のエアラインにも納入された機体なので凄い数のリペイントがヒット。

機体本体もリペイントデータも全部無料。ちょっとした工夫とノウハウを身につけて駆使すれば10年以上前のデータが流用
可能で、その上お金もまったくかからない楽しみ方が出来るのは基本P3DがFS9~FSXの進化形シミュレーターでフォーマット
に共通な部分が多いからかもしれません。


以前MCXでFS9仕様から一気にP3Dv4仕様へ変換したYS-11を今回もう一度MCXに取り込み改良、プロペラ回転の
残像処理を変更しました。
変更点はココ。この記述を変える事で高速回転に達すると低速域のプロペラブレードCGが消え滑らかな見た目に。
今回の変更はレシプロAI機の設定を弄ってる時に知った仕組みを飛行用アドオン機体に応用したものです。



暑すぎるのでエアコンが効いた部屋でダラダラ過ごしてます。設定温度は18度。

外出する気になれない猛暑なのでP3Dを起動。新しいPCにしてからずっと膨大な量のアドオンを現状復帰
する事に努めてた為しばらく機体を追加してなかったので、とりあえず前から保管してあったFS9~FSXの
アドオン機をいくつかMCXでP3Dネイティブ変換しました。

そしてアドオンメーカーのCaptain Simが発売してるFSX用アドオン機のロッキードC-130ハーキュリーズが
P3Dにネイティブ対応されv4.3に標準で追加されました。
そのため以前からリリースされてたCaptain SimのFSX用C-130リペイントがそのまま使えるというオマケも。

構造が一緒ならひょっとしてと…昔Captain Simから購入した全機フルセットのC-130をFSXにインストール。
そこからC-130の各種バリエーションモデルをP3D側に一部手を加えて移植したら成功しました。

そして「東側のコンコルド」、ツポレフTu-144チャージャー (コンコルドスキー)のフリーウェア機体。
こいつがまたP3Dへの変換過程でギミックの可動範囲に難儀、久々に調整の為XMLをいじりました。

シムコム等のフリーウェアサイトから調達したFS9~FSX仕様の船シリーズを順次MCXでP3D仕様に変換。
その機体 (?)を使って2本の動画を作成しました。


まずはイギリスの豪華クルーズ客船「クイーン・メリー2」、エリザベス女王が名付け親です。全長約350mの
「洋上の宮殿」という別称を持つ巨大客船で、そのデカさ故に2009年横浜へ寄港した際ベイブリッジの下を
くぐれず仕方なく橋の外側にある大黒埠頭へ着岸した事がニュースになりました。

もう一隻も豪華客船の「ラプソディ・オブ・ザ・シーズ」、残念ながらバハマ船籍という事以外はあまり詳しく
知りません。

船が淡々と海上を進む動画は完全にフライトシミュレーターじゃなくなってます。

P3Dをいじりながら実にくだらない事を思いつき実行しました。

FSXから進化した際に初の水中サポートが実施され海中に潜れるようになったP3D。これによってFSX時代から
デフォルトで組み込まれてた「動くイルカ」のオブジェクトが海面下でちゃんと泳いでるというのを初めて知ったり
しましたが…ふと考えたのはCGオブジェクトを自分で水中に置いたらどうなるかという事。
そこで引っぱり出したのは以前「Google Sketchup」のCGコレクション公開ページで手に入れた熱帯魚2匹。因みに
CGの公開ページは現在「3D Warehouse」というサイトに変わってますが、熱帯魚を含め今もダウンロード出来ます。
MCXに取り込んだ熱帯魚を海面下になるようマイナス1mに標高指定して、緯度経度をロード・ハウ島沖合に設置。
そしてP3Dを起動して熱帯魚を置いた場所へ行ったものの…魚が小さすぎる上に海が広すぎて探せません。
しょうがないので目印としてP3DデフォルトCGから小型ボートをXML指定で呼び出し同じ緯度経度の海上へ。

船の真下に群れる熱帯魚を発見。自分で置いたCGも水中でちゃんと表示されました。

その後熱帯魚から脱線して調子に乗り…P3Dへ変換したFS9仕様アドオン機体(?)がこちらの「モスラ」。何故か
羽田から航空機のように離陸です。
モスラと言えば「東京タワー」ですけど、高さ333mのタワーを折って繭を作るモスラの幼虫は全長150m位?
余談としてモスラの初上映は昭和36年、東京タワー完成が昭和33年なので3年で壊された事になります。

動画を録りましたがP3Dが何ともシュールな絵面に。因みにモスラの適当な飛行音が見つからずUFOのアドオン
に入ってたサウンドを当てはめました。


ちょっとやり過ぎました。もうこれはフライトシミュレーターじゃない。

先日購入した洋画ブルーレイソフト、「アイ・イン・ザ・スカイ」がきっかけでMQ-9リーパーのAI機をMAIWからダウンロードしたものの、

「機体が機体だけに」フライトプランの作りようがないので…自分で操縦できるように変換してみました。
(ロケ地はP3Dv4に対応させたORBXのセドナ空港です)




非武装型リーパー、「ガーディアン」も操縦可能なドローンに変換。

スターウォーズ最新作が映画館で公開されました。1作目の公開がちょうど40年前となる1977年という007シリーズに匹敵
するくらいの長寿な映画シリーズで、宇宙を舞台にしたSF映画の代表的な作品です。

フライトシミュレーターとして何でもあり状態のP3DにはFSX仕様から改装したスターウォーズ登場機体2機が既に導入済み。
因みにミレニアムファルコンのスクリーンショットを撮った場所は先日Drzewiecki Designからリリースされた最新アドオンで、
シアトル近郊の都市エバレットにあるボーイング社の航空機製造工場です。

探すのが大変でやっと見つけた珍しいアドオン機をP3Dv4に対応させました。それは映画「ステルス」に登場する架空の近未来
戦闘機、「F/A-37タロン」と「E.D.I」の2機。今更ですけどAI機と同様「FS9兼用で作られたFSX機」はP3Dv4で機体を選んた瞬間
エラーを起こしてP3Dごと落ちるので、必ずv4対応の変換が必須なんですね。(因みにP3Dv2やv3ではエラーは起きません)

「F/A-37」は可変翼の有人機でマッハ4の飛行が可能。実際にP3Dの中でもとんでもないスピードで飛びます。
「E.D.I」通称エディは人工知能で飛ぶ無人の戦闘機。

余談ですが映画「ステルス」ではエディが飛行中に落雷を受け、人工知能が意思を持った事から大変な展開に。
また他にも自分で考える事を始めた人工知能が人間を敵と判断し攻撃を始めたりなど制御不能の暴走を始める映画はいくつか
あって、中でも一番有名なのは「ターミネーター」シリーズです。反乱を起こす人工知能の名前は「スカイネット」。
あと近未来じゃなく東西冷戦下の1980年代、戦争を開始する核ミサイル発射の判断基準を人工知能「ジョシュア」に委ねた事により
本当に米ソが核戦争寸前となってしまう (ハッキングが趣味の高校生が偶然ジョシュアに接続してジョシュア側に内蔵された世界
戦争ゲームを始めてしまい、ジョシュアがそれを現実の戦争と判断する)1983年制作の「ウォー・ゲーム」という映画もありました。
どの作品も仮想現実の域は出てませんけど「AI社会の到来時に起こりうる懸念、人の制御を超えた機械の暴走リスク」をテーマの
中に内包してる映画です。

P3Dv4で「F-16ファイティングファルコン」がデフォルト機体に追加されました。実はこの機体、Aerosoft社からリリースされ
てるFSX用アドオン「F16 Fighting Falcon」のバージョンアップ版です。なのでテクスチャー構造もFSX版と一緒。

という事で以前からTacPack仕様にしてFSXへインストールしてあったAerosoft社のF-16をP3Dv4にも入れてテスト。P3D標準
のF-16はパネルやサウンド、VCパネル他の基本テクスチャーが「F-16 Base」というフォルダで一括管理され、それをcfg記述
により各機体へ呼び出す構造になってます。FSXから移した機体にP3D標準F-16からcfgファイルが入ったパネルとサウンド
の各フォルダを入れ替え、テクスチャーフォルダからはtexture.cfgをコピーし追加すると完全互換が完了、コールドスタートと
離陸待機の選択も下記一番右の画像みたいにP3D標準F-16と同じVCパネルで可能になりました。

cfgファイルの入ったフォルダを移築すれば他の機体にも応用が可能なので、付属のVCパネルが非対応の為P3Dv4では表示
出来ない移植組のF-2にも適用。(F-16と外観も似てるからという安易な発想の結果でもあります)

またP3DのF-16はAerosoft社のFSX版から各種イフェクトもそのまま引き継いてて、フルスロットル時のアフターバーナーや
急旋回した時等に生じる翼の水蒸気「ベーパー」も再現されます。機体をMCXで開いたらアフターバーナーやベーパー自体
が独立したオブジェクトになってました。
そこでアフターバーナーとベーパーだけを抽出、位置を微調整してF-2に組み合わせてみたところ…
見事にハマりました。


FS9とFSX時代のアドオン機をP3Dv4で運用可能にする為MCXをフル稼働中。

ホンダジェットとNSXはアドオン界の巨匠hama氏の作品。三菱のMRJはシムコムでダウンロードしたFS9専用の機体で、そのままの
状態だとFSXでもまともに表示されませんでした。とりあえずNSXで滑走路を爆走すると一瞬何のシミュレーターだか判らなくなります。

FS9仕様だったユーロコプターEC135の「ドクターヘリ」仕様をP3Dへ変換しました。
このEC135ですがP3Dv4環境で表示に不具合が起きないようコンバートするにはどうしたらいいかを
解析してたら変換に数段階踏まないと完成しない (作業手順が)かなり面倒な機体だという事が解り、
変換を一度見送った機体でした。
Nemeth DesignsのBK117からVCを流用してます。
P3D化を終えればその機体用リペイントデータも使用出来るようになります。そこでFS9時代から公開
されてた北海道警察の「ぎんれい」、オールニッポンヘリコプター所属のNHK取材機、海上自衛隊教育
飛行隊所属機もライブラリーに追加。
その他市販アドオンをいくつか購入したりフリーウェアのアドオン機体をダウンロードしたり、またその上
に購入済みシーナリーの更新も重なって同時にあちこちFS環境を弄り出したら収拾がつかない状況に…

こんな機体 (?)まであります。

Area51SimからリリースされてるFSX用アドオンの軍用ヘリコプター「OH-58D カイオワ・ウォリア」をP3Dに導入。P3Dv4.1の
環境再構築を終えてから初となる移植です。当初は機体選択でカイオアを選んだ瞬間P3Dが落ちるという原因不明のエラー
に見舞われ調整に難航しましたが何とか対応させる事が出来ました。
カイオワ・ウォリアは観測用ヘリとして登場した「OH-58 カイオワ」を源流に持つ武装偵察型ヘリコプターです。1960年代に
開発された旧式の機体ですが、代替候補のステルスヘリ「RAH-66 コマンチ」の開発が2000年代に入ってから中止された
結果現在も現役を続行中。
ただ今後は攻撃面の用途を「AH-64D アパッチ・ロングボウ」、偵察面はリーパーやグローバルホーク等のUAV (無人機)が
順次代替していく事になります。

カイオワの代替候補だったものの2004年に開発が中止された「RAH-66 コマンチ」、因みにこのアドオン機体も
Area51Simの製品。本格的なステルスヘリとして設計された形状が何か近未来的な感じです。

こちらはグランドキャニオン観光の航空会社、「シーニック・エアライン」のDHC-6「改」ビスタライナー。

AerosoftからリリースされてたDHC-6ツインオッターがP3Dv4対応&リニューアルで新登場した直後に購入したものの、シーニックの
リペイントがなかなか出ないのでFSX用フリー機体のシーニック塗装DHC-6から胴体だけ調達しAerosoft側DHC-6のVCコクピットと
組み合わせました。
かなり昔の物ですけどこちらはアメリカで本物のシーニック・エアラインへ乗った際の搭乗証明書付き記念写真。余談として証明書
の写真にはDHC-6がプリントされていますが、この時自分が乗ったのはフォッカーF27でした。
(人物写真が自分のアップで恐縮です。隣に当時の元カノが写ってるもんで…)

MCXでFSX以前のアドオン機をP3Dv4で使えるように連続変換。これらの機体はVC=バーチャルコクピットの追加を
含め加工が多々必要になり一筋縄ではいかない機体ばかり。シムコムその他からダウンロードした後に圧縮ファイル
のまま10年以上眠らせてた機体も今回呼び覚ましたため「かなり濃い」ラインナップになってます。

まずは三菱T-2のCCV実験機、F-2開発の原点とも言える機体です。FS9用でVCは無し、その他にも変換中に様々な
問題が発生しv4に対応させるまでが凄く難産だった個体でした。
別個体のFSX用T-2からVCや複数のパーツを流用、AI機を変換する時に覚えたノウハウが活きてます。
同じくFS9用のT-2ブルーインパルス仕様。
FSの原型モデルが上記CCVと一緒 (実は逆でこのT-2を原型にしてCCV仕様が作られたという実機と同じ流れ)なので
VCやパーツ流用の工程も同じです。

こちらはスウェーデンの歴代戦闘機ラインナップ。左から「サーブ35ドラケン」、「サーブ37ビゲン」、「サーブ39グリペン」。
ドラケンとビゲンはFSX用フリーウェア、グリペンはVirtaviaからリリースのFSX用アドオン機がそのまま使えました。
3機はVCも付属のオリジナルです。

そして今回のメインはドラケンの先代「サーブ29トゥンナン」です。ドラケンより後のスウェーデン機は戦闘機好きに
とても人気があり有名ですけど、トゥンナンは「超」がつくほどマイナーな機体。
本当に飛べるのかってほどにコロコロしてますが…飛びます。
トゥンナンもFS9用機体でVC無し。
VCはなかなか適当な代替パネルが見つからず「単発エンジン」「昔のアナログ計器だけのパネル」が共通だからという
安易な理由で「グラマンF11Fタイガー」のVCを合成。因みにF11もVirtavia製のFSXアドオン機でv4にそのまま入ります。
 

余談として「本当に飛べるのか」ですぐ思いつくのは自分が初めて見た時「これ絶対おかしいだろ」と思った前進翼の
実験機。何も知らない頃は航空力学を無視してるように感じたこの形状、実は制御が難しいものの通常の後退翼機
より失速しにくい特性があったりします。アメリカで1984年にグラマンX-29 (画像左側)、ロシアでは1997年にスホーイ
Su-47 (画像右側)が実際に作られ飛行しました。
因みに前進翼の2機もFS9からの移植組でVCは無し、なのでX-29は上記のトゥンナンと同じF11Fタイガーから移植。
Su-47はBearStudiosからリリースされてるFSX用市販アドオン「Su-27フランカー」から合成してあります。
(Su-27もv4でそのまま動作)
 

最近購入した有料のP3D & FSXアドオン航空機。(一部の機体で改修が必要でしたがFSX用機体も
そのままP3Dに移植してます)
特に今はこの「YF-23ブラックウィドウ」が気に入ってます。アメリカの次期主力戦闘機競争でF-22ラプターに敗れた
機体ですけどF-22より近未来的というか、SF映画に出てくるような「本当に飛ぶのかい」っていう特殊な形状。でも
実在して本当に飛ぶんです。

そして無料のアドオン航空機です。まずは「三菱F-2」、迷彩の色あいが本当にリアル。
このF-2効果もありKen氏のサイト「Eagle Drivers」からFS9 (FS2004)用の築城基地シーナリーをいただいてP3Dへ
最適化。(軍用機専門AI系サイトのMAIWからダウンロードした厚木基地や入間基地と同じ方法でP3D化しました)

航空自衛隊「三菱F-1」、戦後の日本では初の純国産戦闘機です。
F-1を複座型にした練習機「T-2」。

スウェーデンの戦闘機「サーブ37ビゲン」、ダブルデルタ翼がイカに似てたので子供の頃「空飛ぶスルメ」と呼んでました。
そしてビゲンの先代「サーブ35ドラケン」、シムコムで見つからず海外の個人サイトでやっと発見した掘り出し物です。
もっと掘り出し物がこちら、イスラエルがフランスのミラージュ戦闘機を元に作った「IAIクフィル」。探すの大変だった…
ミグ21、ミグ23、ミグ27の旧ソ連戦闘機3機。コードネームと呼ばれる軍用機の愛称ですが西側のNATO (北大西洋条約機構)
が付ける事もあってか東西冷戦下での敵対国だったソ連機のコードネームはミグ21が「フィッシュベット =魚の地層」、ミグ23と
ミグ27は「フロッガー =カエルを獲る人」と西側のF-15「イーグル」やF-16「ファイティングファルコン」等に比べあまり強そうじゃ
ない名前になってたのはある意味で面白いかも。
(因みに上記YF-23のコードネーム「ブラックウィドウ」は猛毒を持つ「クロゴケグモ」の事です)

市販品、フリーウェア共にまだFSでアドオン機が登場してない航空自衛隊の救難捜索機「U-125A」
をAI機から操縦可能な機体に変換しました。以前に海上自衛隊の対潜哨戒機、「川崎P-1」を変換
した時と同じ手法です。

AI機を変換する際の課題は「VC (バーチャルコクピット)をどうするか」という事。P-1を変換した際には
Virtaviaの「C-17AグローブマスターⅢ」からVCを流用しましたが今回はCarenadoからリリースされてる
「ホーカー800」のVCを移植。ホーカー800はU-125系列の同型機です。

そしてもうひとつ、こちらのU-125はAI機としてメモリーを消費しないようにする軽量化の為もあって
なのかコクピットの内部が無く窓ガラスがイラストになっています。
なのでアルファ処理で窓を透過させ、機体本体にもホーカー800のVCを組み込む形で合成。

P3Dv4内での軍用機比率が (自機とAI機共に)民間機を大きく超えてます。

川崎重工の対潜哨戒機、「P-1」をP3Dv4に導入しました。
今の航空機は操舵信号を電線で伝達する「フライ・バイ・ワイヤ」が主流ですが、P-1はそれを超える光ファイバーを使った
「フライ・バイ・ライト」操舵システムを世界で唯一搭載した機体です。

川崎P-1のアドオン機は市販品、フリーウェア共にまだ登場してません。実はこの機体、軍用AIサイト「MAIW」から
ダウンロード出来る厚木基地パッケージにセットで入ってたAI機を自分で操縦可能な仕様に変換した物。
 
AI機なのでコクピットが付属してない為、Virtaviaの「C-17AグローブマスターⅢ」からVCコクピットを移植してあります。

今現在アメリカ空軍や日本の航空自衛隊で主力戦闘機として配備されてる「F-15イーグル」。FSでもいくつかのモデルが
今までに登場してますが、その中でも老舗サイト「COLAL-FLT」からFS2002 & FS2004用にリリースされてる機体はF-15
アドオンの代表としてリペイントも沢山作られた名作です。
その「COLAL-FLT F-15」をP3Dv4で使えるようにしました。



VCはIRISのFSX用アドオン「F-15E Mudhen Driver」から移植してます。そしてアフターバーナーも…と思ったらこちらは
うまくいかなかったので、
以前F-2をFSX化した時P3DデフォルトのF-16から抽出したアフターバーナーをMCXで双発に加工、F-15のノズル位置
へ調整し合成しました。

そして今回はジェットノズル噴射口のイフェクトも追加。
噴射口はGlowingheatのFSX用アドオン「SR-71ブラックバード」から抽出。(SR-71のバーナー自体は炎が長すぎて流用
出来ませんでした)
F-16から抽出のアフターバーナーはスロットルレバーと連動し加速すると自動で作動しますが、追加したジェットノズル
噴射口は対応してないのでwater-toshi氏のサイト「Water Factory」のイフェクト用XMLゲージを使わせていただき連動
させました。


F-15アドオン機の中で航空自衛隊のリペイントが一番充実してるのが「COLAL-FLT F-15」です。

Area51Sim、A2A、Captain_Sim、Virtavia、IRIS等、P3Dへ移植したFSX用のアドオン機が結構増えてきました。P3Dのv2仕様が
用意されてる機体は関連ファイルと一緒にv3へ移動するだけでトラブルを起こしませんがバージョンがFSX用しかない機種では
細かい検証が必要な場合も。(2016. 2.)

MRJはFS2004用のフリーフェア機体を導入。ちゃんと動きますがネックなのはVCコクピットを持たないFS2004用機体の場合
とうやっても「後付け」が出来ない事。

「船舶専門」のFS機体メーカー「Deltasim Studio」のアドオンをP3Dにインストールしました。元々FSX用の製品ですが
P3Dでも使えます。

まず最初にロングレンジクルーザーのトップブランド、ノードヘブンの「ノードヘブン86」。実のところ車と違って所有の
現実味が湧かない事もありアメリカのサンディエゴに本社があるくらいしかノードヘブンについては情報を知りません。
東京に近い所だったら逗子や葉山のマリーナへ出向いたら実物が見れるのかな…
かなり前の雑誌ですがこういうのを見ると少し憧れます。(と言っても船舶免許がないので仮にクルーザーあっても自分で
動けませんけど)

2つ目は第二次世界大戦時のPTボート(高速魚雷艇)エルコ80。魚雷4基の他に口径20mmと37mm、更に40mmの機関砲を
積んだ重武装の高速艇です。
1350馬力の航空機用エンジンを3基搭載、最高速は70年以上前の船にもかかわらず約40ノット (時速74キロ)もありました。

以前P3Dへ実験を兼ね入れてたFSX用アドオンから怪しい動作の機体を削除と調整。特に航空機アドオンは機体本体以外の
「Effects」や「gauges」、「sound」フォルダ等の中でいろいろ面倒な事になってたファイル群を一気に再構築。

Metal2MeshのFSX用「ミラージュ2000」P3Dテスト動画。近くP3D対応の予定みたいですが今のFSXバージョンでも完全動作します。


FSX機体制作の巨匠、hama氏が作られた今話題のHONDA JETもP3Dで動きます。計器類もすべて機能、ただ音は
FSXのリアジェットから呼び出す設定になってるので機体の「sound」フォルダに変更を加えないと出ません。
(自分はCarenadoのアドオン機体「Embraer Phenom100」のsoundフォルダを丸ごとコピーして移植)
日本語環境にやさしくないと言われるP3Dですがダイアログが日本語で作られてる箇所はそのまま表示されます。

P3Dv3のアドオンが着々と増えてて嬉しい限りの状況です。v2以前のインストーラを変更するだけで対応できる物が多いようで、
自分がP3Dv2に入れてたアドオンではFTXとAerosoft系を除く半分以上のシーナリーが正式対応。他のアドオンも大体手動で
入れ替えが終わりました。
ただシーナリーに比べ航空機のメーカー製アドオンはインストーラがGauges、Effects、Soundフォルダ他にどういう構成でファイル
を生成するのかよくわからない物が多かったりするので極力手動で入れようとせず対応するのを待ってる状況。
なので現在はP3Dv2もまだ残してますが(新旧問わずの軍用機好きなのでRAZBAM、IRIS、MilViz等の機体をv3に移せてない為)、
逆に最初からインストーラじゃなく大半が手動で入れるフリーの機体、しかもFSX用につくられた機体で不具合なく使えるものを
v3にいくつか移植してます。

最初に入れたのはFS KBT氏制作の航空自衛隊練習機「川崎T-4」、ブルーインパルスの機体でもあります。

そして戦前の九三式中間練習機。旧日本海軍の練習機で通称「赤とんぼ」と呼ばれた機体です。
海上着陸仕様の九三式水上中間練習機も。
余談ですが上記の海軍練習機「赤とんぼ」は現在の新明和工業である川西航空機が開発・製造した機体です。そして陸軍にも
ほぼ同じ形の九五式一型練習機という「赤とんぼ」練習機が存在して、そちらは立川飛行機 (開発時は石川島飛行機)が製造
した機体でした。(残念ながらFS用アドオン機体はありません)
ここから話が車好き故の展開になってってしまうわけですが…先日自分の愛車180SXと電気自動車リーフの加速競争CM
があって大きな注目を浴び、SNSでは一部の180SXオーナーがリーフをライバル視したり嫌いな車になってしまうのでは…
みたいな事も囁かれました。とりあえず他の方はわかりませんけど自分はリーフの事を良い意味で特別に考えてるので
そんな事はありません。何故なら無類の新旧軍用機好きの自分にとっては日産系列の車で唯一リーフが上記の陸軍用
「赤とんぼ」を作った立川飛行機「直系の流れ」を持つ車だからなんですね。

終戦直後、「東京電気自動車」という会社が作られリーフの御先祖様「たま電気自動車」が開発されました。(東京電気自動車
は後に色々な経緯を経て名車「スカイライン」を生んだプリンス自動車工業になり、その後吸収合併の形で日産自動車と一緒
になります)
そしてこの「たま電気自動車」を作った東京電気自動車を起ち上げたのが、立川飛行機で「キ74」という偵察機 (後に爆撃機)の
開発に携わったエンジニアの方だったのです。
キ74は戦時中不可侵条約を締結してたものの敵国として警戒してた旧ソビエトの偵察用に開発され、後に日本本土爆撃のため
サイパン島に展開してたアメリカ軍のB-29を破壊する目的で爆撃機へ改装されました (実戦投入される前に終戦)。
こちらも九五式一型練習機と同じくFS用の機体モデルがまだないんですね。唯一立川飛行機が開発した航空機はキ36 (九八式
直接協同偵察機)がFSX用であります。

戦前の航空機開発・製造メーカーはゼロ戦 (零式艦上戦闘機)開発の三菱や、隼 (一式戦闘機)開発の中島飛行機など戦後は
自動車メーカーがグループ傘下にあったり自動車メーカーそのものになってたりするので飛行機好きと自動車好きは結構被って
たりする事が多いかもです。

FSX版フリー機体の隼。
上記の隼を開発した中島飛行機が戦後の富士重工 =スバルです (正確には戦後GHQに中島飛行機が解体され10個以上の会社
に分かれたうちの一つ)、現在は航空自衛隊の初等練習機「T-7」を作ってます。
そして冒頭の「T-4」の先代は同じく富士重工の「T-1」練習機。
T-4を製造してる川崎重工はバイクを作ってます。トップガンでトム・クルーズも乗ってましたね。(2輪免許を持ってないので型番は
詳しくありません)