開場が9時半で30分前の9時に現地へ到着するも既にビッグサイトの駐車場は満車でしたが直接ビッグサイト に停められれば御の字程度の折込み済みな事だったので躊躇なく向かいのTFTビル内にあるパーキングへ。 因みに車の祭典であるモーターショーの時はビッグサイト駐車場に入れないどころか朝から前の道が大渋滞 になり、停める場所を探す車がその場に溜まらないよう係員は1㎞以上離れたお台場や青海の駐車場へ行く ように誘導します。 駐車場事情に詳しくない大半の車がそちらへ向かい車を停め「ゆりかもめ」に乗り換え来場する中で、自分は 3年前のモーターショーの時も係員の誘導には従わずガラガラだったここに駐車してました。 入場してまず向かったのはもちろん実物大のF-35が展示されてる西館屋外臨時駐車場。 F-35はステルス性を高めるため普段ミサイル等の爆装を機体内部に格納してます。格納扉を開けた展示 機体の中にミサイルが…これはAIM-120「アムラーム」でしょうか? …という流れでミサイルの一流ブランド (て書き方も変ですが)メーカー、レイセオン社のブースに展示され てたAIM-9 (上)とAIM-120 (下)の実物大ミサイルモックアップ。 ガラガラヘビを意味する「サイドワインダー」の通称を持つAIM-9は、敵機のジェットノズルから出る熱源を どこまでも追いかける赤外線誘導ミサイル。そしてもうひとつのAIM-120アムラームには自分的なひとつの エピソードが。 子供の頃F-14トムキャット戦闘機に魅了された際、F-14に搭載されるミサイルとしてAIM-54「フェニックス」、 上記AIM-9「サイドワインダー」、そして中距離射程のAIM-7「スパロー」と3つの名前を覚えた後ミサイルに 関する知識がしばらく止まり、後にFSを始めた頃アムラームの存在をあらためて知りました。 1991年登場のアムラームはAIM-7スパローの後継ミサイルですが形が殆ど同じなので、実はアムラームを 知るまで最新の戦闘機に搭載された写真に載ってるアムラームを全部スパローだと思っていたのです。 MIM-104通称「ペトリオット」、ニュース報道で一般の知名度が高くなったBGM-109「トマホーク」やFIM-92 「スティンガー」等のミサイルもレイセオン社の製品です。(ミサイルを型番で呼ぶ人はあまりいませんね…) こちらはIHI (石川島播磨重工業)のブース。 「GE90」型エンジン等の巨大模型がズラリ。 中でも目玉展示は日本で初めて作られたジェットエンジンの「ネ20」。日本初のジェット機だった軍用機、 「橘花」に積まれたエンジンです。 移送されたあと大学で教材になってたエンジン一基が日本に戻り、展示されてたのはその実物です。 そしてその奥にはT-4練習機に搭載の「F3」エンジンが置かれてたんですが、ちょいミステイクしまして… IHIさん申し訳ありません。 ただこのエンジン話にはオチがあって、IHIブースを観たあと上記のT-4やF-35の模型も飾ってある 航空自衛隊ブースへ向かったら… ありますよね。 富士重工業のブース、ヘリコプター2機の大型模型が飛行状態でディスプレイされてて大迫力でした。 来年迎える中島飛行機創設100周年を機に社名が正式に「SUBARU」になります。 しっかり引き継いでるのが解りますね。ついでにプレゼンテーションをしてた女性が可愛かったなと余計な 事を書いてみました。 使ってる訓練用の無人標的機 (ターゲット・ドローン)も富士重工製です。 川崎重工業ブース。 詳しくなかった頃は乗り物系の大型展示物を「何処から入れたんだろう?」と本気で考えた事も。 海上自衛隊に配備されてたロッキードP-3Cオライオンの後継となる初の純国産対潜哨戒機、川崎P-1の パンフレットも英語版。 P-1がオライオンに搭載可能だったAGM-84 (ハプーン)ミサイルに加えAGM-65 (マーベリック)ミサイルも 搭載出来る事をこのパンフレットで初めて知りました。 三菱重工業のブース。今年4月に実機が初飛行したばかりのステルス実験機、「X-2」の模型が目を惹きます。 何年か前に「心神」の名で初めてモックアップが登場した時はかなり驚きました。 開発したF-16の試作機「YF-16」を連想…というか思い出します。 国産初のジェット旅客機「MRJ」は模型だけでなく実物大の客席に乗りこむ事も。残念ながらパンフレットは全部 無くなってました。 |