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すべての建造物3DオブジェクトをGMAXで制作したあとblenderでFS2020環境に対応させてます。 |
久々にPLATEAU3D都市モデルのホームページ (G空間情報センター)を訪問したら2022年度版の更新データが公開されてました。 自分が自作CGと合成してFSシーナリーに使ってた2020年度版には無かった新しいCGデータが追加されてたので再ダウンロード する事に。 ここで一つの課題が発生、2022年度版の都市モデルデータは「CityGML」形式に統一され自分がblenderに取り込み FSシーナリーの変換元に使ってたOBJ形式 (またはFBX形式)のデータがありません。
という事で色々調べた結果、CityGML形式のデータをダイレクトにblenderへ取り込めるプラグインを発見。
CityGMLデータの取り込みに成功、その後ModelConverterXへの取り込みにも成功しました。
FS2020への導入テスト画像です。CityGMLに対応出来るようになった事によりPLATEAU都市モデルセットでテクスチャーを持つ建物 がある地域は何処でも作ろうと思えばすぐ可能になりました。
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余談としてGmaxを作ったのはDiscreetという会社でしたが後にAutodeskと合併、Discreetが開発したインターフェースを使って以前から リリースされてた3d studio Maxの後継として作られたのが3ds Maxです。Gmaxはそのまま3ds Maxなのでそちらを購入すれば問題ない 訳ですがCG制作を本業にしてない身としては少し高額、このままGmaxを使い続ける事になりそうです。 もう一つ余談としてDiscreetと合併後にAutodeskが3d studio Maxの通称を3ds Maxにしたのは2005年、そしてGmaxがシーナリー制作用 プラグインとしてFSXに付属したのは翌2006年。Gmaxは3ds Maxと共に歩んでいました。
実は現在のFS2020も標準プラグインが正式サポートしてるのは3ds Maxです。SDKに付いてくるサンプルCGも3ds Maxで制作された物。 Gmaxが新たに入手困難な場合、きっちりシーナリーを作るには3ds Maxの購入が必要という事になります。
よくよく考えたらFS2004の頃からGmaxで建物を作ってた事を思い出し…久しぶりにFS2004を蔵出しして予備PCに読み込み。
4枚組ディスクの1枚目に「extras」というフォルダがあってしっかり中にGmaxが入ってました。多分ここからインストールしてたと思う のですが記憶が曖昧です。
本当に何時からGmaxを使い出したのか忘れてしまってるので自分のホームページに記してきたアーカイブを辿ったら2002年の秋 からという事を確認。(要は時系列的に考えたらFS2002にも付属してたって話になります)
という事で実に20年前のフライトシミュレーターとなるFS2002を蔵出ししてPCに読み込んでみました。
圧縮フォルダとして入ってました。(因みにFS2004とFSXに付属のGmaxは最終バージョンの1.2ですがFS2002の付属は1.1です) ここから最初Gmaxをインストールしたはずなのですが全く覚えてません。余談ですがFS2002もFS2004もディスクをPCに入れると インストーラが動き出しWindows11環境にインストールしようとするので少し慌てました。
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写真が不鮮明で恐縮ですが2021年10月5日にリリースされたマイクロソフト最新OS「Windows 11」を予備のPCにインストール。 シーナリー制作用のアプリ互換性を検証中。
殆どのアプリケーションソフトが動き互換性に問題無かったものの唯一Gmaxだけ動作不良が発生しました。とりあえず起動用 とプラグイン用それぞれのiniファイルを一部書き換えてとりあえず使える所まで持ってった段階です。 CGソフトをblenderに完全移行すれば何も問題ないもののGmaxで慣れ切ってしまってるので何とかなるなら残したい…とは言え 20年以上前の「Windows Me」時代に登場したあと全くバージョンアップせず今日まで来てるソフトが最新OSで起動するだけでも 凄いと言えるかもしれません。
(2021年10月) |
東京湾臨海道路Ⅱ期事業 東京ゲートブリッジ
東京湾アクアライン
清水寺の基本的なパーツ構成
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東京スカイツリー
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東京スカイツリー「回転するライトアップ」動画。 |
自作したFSX シーナリーの航空障害灯をP3D互換仕様に作り直し。ただ航空障害灯なのに何故か「飛行機が建物に衝突する 危険がある距離」まで近づくと消えてしまうので解決策を模索中。(本来近づいちゃいけない距離だから直さないでいいか…) |
とは言ってもやはり一筋縄では行かず起動エラーの嵐だったので、昔作ったSBuilderX313の起動ファイルを参考に しながら調整を繰り返しやっと使える状態になりました。
SBuilderX313を同時に起動出来ます。(あまり意味ないですけど)
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フォトシーナリー部は村上卓弥氏が制作され公開されているPhoto Scenery Maker によって作成してます。
建造物消去、標高他の各種調整は多目的ソフトのSBuilderXを使用。
テクスチャー関連については通常Windows標準のペイントツール、夜間処理のみ無料の各種ペイントソフトを併用してます。 加工後にDXTBmpでFS9をDXTモード、FSXはddsモードで変換保存。
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マイクロソフト純正の自動生成オブジェクト(Autogen)配置用ツールを初めてちゃんと起動。以前起動した際エラーで動かず Windows7の環境では無理だと思ってたのが実際は単なる設定ミス、面倒で説明を読まなかったのが原因でした。
手始めに樹木を生成して都内のフォトに組み込み。
こちらは神戸六甲山。さっそくコントロール域のエントリーシートから日本のデフォルトと同じAutogenを抽出し差換えましたが…
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まずはVOD、ここがFSシーナリーCGの原点です。セルを選んでテクスチャーを貼ってく仕組みでコンパイルを終えインストールした後 FSを起動するまで建物の完成状態が分かりませんでした。
EODの3D表示。テクスチャーが貼られた姿はまだ見れません。
これらのソフトから移った経緯もあり、本格的な3次元CADソフトの3ds Maxを源流に持つGmaxは慣れると凄く楽なインタフェースです。 専門的な勉強は一切せず、片手間に飛び込んだCG制作にここまでドップリ浸かるとは思っていませんでした。
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今までに自分で作ったCGで少し遊んでみました。Gmaxの「Merge」機能で元は個別オブジェクトの東京スカイツリーと東京タワー、 東京都庁を一ヶ所に集結させ高さ比較。
東京スカイツリーが634m (ムサシ=武蔵の国から高さが決まりました)、東京タワーは333m。やっぱりスカイツリーはデカい。
何故こんな事を思いついたかというと…テレビ番組で南アメリカ大陸ギアナ高地にある落差世界一の滝「エンジェルフォール」の 紹介をしてて、その900m以上という高低差を表現するため3段に重ねたCGの東京タワーが滝にかぶさり画面に映し出されたから。 かなり気まぐれで単純な思いつきの理由です。
CG制作はプラモデルとかの模型関連に通する感覚があるのかと思います。思えば昔から「カタチに残る物」、もっと突っ込んで 考えれば建物や都市を作るのが好きだったような気がします。(そういえば同じく子供時代夢中になってた「ゴジラ」等の特撮映画 も怪獣より「精密に作られた建物の模型」を中心に観てました) まさか都市や国を手中に治めたいという潜在的な制覇・征服願望 が根底に…と思うと同時に007シリーズ19作目「ワールド・イズ・ノット・イナフ =世界を手に入れてもまだ足りない」を思い浮かべた 自分は完全な007マニアです。 |
歴代のトップページ写真です。そして下記の中で2002年9月はCG制作ツールをGmaxに替えた自分にとっての大転換期、「Gmax元年」に なります。またちょうどこのGmaxで建物を作るようになった時期からビル壁面テクスチャーに実物の写真を多く使い始め、CGの「見た目 クオリティ」を大きく上げようと試み出しました。
因みに前の制作ツールからの移植じゃなく新規にGmaxで作った実物写真使用の第1号は、東京汐留にある「東京ツインパークス」という 高層マンション。夜間テクスチャーにも実写を使った初のCG建造物でもあります。
余談ですが「ツインパークス」をより本物っぽく見せたいと思ったきっかけは入手できた資料が多かったという単純な理由の他、建設前の 事前告知パンフレットや建設中の詳しい案内等が届いた事で身近に感じたからというのもありました。
またまた余談ですがその他都内のマンションカタログをいくつか。
もちろん買ってませんけど…っていうより買えるかい !!!。
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